つるし雛と姉の思い出 [日記・雑感]
昨日、あるブログにお邪魔しましたら
「あなたは 何のために生きているのですか」
と一行だけ書いてありました。
この世に生まれ、親より先に逝くのは親不孝だと言い聞かされて
大病もせずにここまで生きてきました。
今は親不孝も、親孝行も出来ない年になってしまいましたが
私が高校一年になってすぐ、大好きだった姉が病気で亡くなったので
姉の分も生きなければ・・・と言う思いが頭の奥の方にあったようです。
姉の初節句の写真は、七段飾りのお雛様の前で着物を着ています。
小学校へ入学の頃は セーラー服を着て アコーディオンを弾いているのです。
良き時代だったのですね。
ところが 六歳下の私にはほとんど記念写真はありません。
食べるのが精一杯の頃ですから仕方ありませんけど。
今日、少し離れた所の野菜直売所へ行きましたら
入り口につるし雛が飾ってありました。
野菜、果物、切花、鉢花、お米等々ありましたが、何と言っても
つるし雛に眼を奪われ、帰りの車の中は姉の事を思い出しておりました。
最近は自分のためのお雛様を買い求める女性が増えているそうです。
桃の節句が待ち遠しいです。
タグ:つるし雛
2009-02-02 23:14
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コメント(15)
お姉さまは戦前のよき時代を過ごされたのでしょうか。。。
私のも 姉達の小さな頃の写真があることが 羨ましい時期が
ありました。
私の姉は 60歳の年に 事故で母と一緒に逝ってしまいました。
その姉の歳もとっくに過ぎてしまい 如何に60歳が若かったのか
姉の無念さを感じる今日この頃です。(命日が1月29日でした)
やよいさんのお姉さまはもっとお若い時ですし やよいさんも多感なころ
さど お辛かった事でしょうね。
吊るし雛 綺麗ですね!!
以前 稲取の吊るし雛の頃出かけて 作ってきました。
お雛様は出さなくなってしまいましたが 吊るし雛は飾るように
しています。
by ララアント (2009-02-03 11:20)
つるし雛、欲しいなぁ~~! あまり見かけませんね。
お姉さまを思い出されて、懐かしいと思われた気持ち、彼岸のお姉さまにも伝わっているでしょう。
「何とために生きているんですか」
難問です。とてもブログの短い文で扱える軽い問題ではありませんね。
生かされているから、生きている、としか。
by okko (2009-02-03 14:28)
吊るし雛っていうのがあるのですね。可愛いですね。
確かに私も、自分でお雛様が欲しいなあと思っている一人です。
ドイツまでの郵送を考えてなかなか踏み出せずにいますが、吊るし雛だったら持ってこられそうですね。
若くして亡くなったお姉様や、大事な肉親を亡くされたやよいさんのお気持ちをお察しします。
何のため、と問われれば、生まれたから、という感じでしょうか。
悲しいことや辛いことがいっぱいあって、何のために、と思うこともたくさんあるけど、生まれたからにはいつか訪れる死の瞬間まで生きなければなりませんからねえ。
by めぎ (2009-02-03 18:19)
数年前会社の社員旅行の幹事を頼まれた際
「河津桜とつるし雛ツアー」というのを企画しました
桜はきれいだし、つるし雛は可憐だし
私は大満足でしたが
男性と若い人が多かったので反応がいまいち……
ちょっと悲しい思い出です
節分が終わったら、お雛様を出します(^^
by にゃんこ大王 (2009-02-03 20:32)
私の母は34歳で亡くなりました。
この年になってみると、若いなーと思うことしきりです。
母の分も生きなければ、やりたいことをやらなければ、と思います。
やよいさんもお姉様の分まで、人生楽しんでくださいね。
by KANKO (2009-02-03 20:51)
九州の柳川だったか・・町全体につるし雛が飾られてとても素敵でした^^
私は特に才能もないので人生の大きな目的はなく、素直で真面目な人間として社会の一構成員でいることが私の役割でいいのかなとも思います。何のために、と考えると、やはり若くして亡くなった何人かの同級生の顔は浮かびます。なのでできるだけなんでも一生懸命やろうと思ってますm(_ _)m
お姉さま、やよいさんと一緒に楽しいことを過ごしていらっしゃるのではないでしょうか。
by duke (2009-02-03 22:45)
やよいさんのお姉さんを想う気持ちが伝わってきました。
節目の行事は、それぞれの気持ちを形に表すということですね。
というか、僕は何のために生きているのだろう・・・(汗)
by kn (2009-02-04 00:40)
ララアントさん
お母様とお姉さまが事故でしたか、それはショックでしたね。
我が家も段飾りのお雛様は何年も出さずに
小さな内裏雛だけをチョコンと飾るだけになってしまいました。
okkoさん
つるし雛はこの辺でもあまり見ませんので、とても新鮮に感じました。
私は着実に年を重ねているのに 姉はいつまでも22歳のままです。
優しい笑顔に会いたいと何度思った事か・・・・・・
めぎさん
つるし雛は軽いし壊れる心配も少ないので ドイツまでの輸送は
可能ですね。めぎさんが妹さんと二人で温泉に行かれた記事を見て
とても羨ましく思っておりました。
にゃんこ大王さん
河津の方はつるし雛が盛んですね、私は見たことがなかったので
今回の直売所のつるし雛をみて感激しました。
私も来週あたり 小さなお雛様を飾ろうと思ってます。
KANKOさん
お母様は34歳で・・・ずいぶん早かったのですね。
KANKOさんと弟さんを残して、どんなにか心残りだった事でしょう。
命あるかぎり元気で楽しく生きて行きたいものですね。
dukeさん
柳川にもつるし雛はあるのですね、町全体とはすごいです、。
生きたくてもそれを果たせなかった人の事を考える時
やはり一生懸命生きなければ・・・・と思いますね。
by やよい (2009-02-04 00:45)
knさん
今は亡き両親よりも姉に会いたい気持ちは不思議ですね。
節分も過ぎて立春ですね、knさんの春の写真を楽しみにしています。
by やよい (2009-02-04 01:02)
おはよう御座いま~す♪
初めての子は親も夢中で写真を撮りますが2~3番目の写真は少なくなりますね。下の娘にも言われたことあるんです。爺は楽しむために生きてます
by 旅爺さん (2009-02-04 07:09)
おはようございます。
私はこんな物が大好きなんです。
見れてタイの家のを考えていますよ。。
by Fah (2009-02-04 08:26)
つるし雛、実物を見たことがありません。
どこに行けば…。
by nikkin (2009-02-04 12:06)
旅爺さん
2~3番目ならまだ良いですよ、私は4番目ですから
写真も少ないし、何でもお下がりの、又そのお下がりでした。
人生あと何年かな?大いに楽しみましょう!
Fahさん
つるし雛は やはりお好きですね。
タイの飾りはどんなのかしら?
nikkinさん
つるし雛やひな壇飾りは男性はなかなか目に留まりませんよね。
手芸店とか工芸品を並べるお店にあるかも知れませんね。
by やよい (2009-02-05 16:24)
吊るし雛・・・面白いね♪
こちらでは見たことがないわ!
by せつこ (2009-02-06 11:53)
せつこさん
つるし雛をネットで見ましたら、三箇所で伝承されていたようです。
伊豆・稲取地区では「雛のつるし飾り」
九州・柳川地区では「さげもん」
山形・酒田地区では「笠福」 と言われているそうです。
最近になって、あちらこちらで時々見かけるようになりました。
ちりめん細工が楽しそうですね。
by やよい (2009-02-06 16:26)